iPhoneの外付けSSDの選び方|写真のバックアップとiCloudどっちがいい?

iPhoneの外付けSSDの選び方。iCloudと比べて、写真を手元に残す方法をまとめた記事のアイキャッチ 選び方・比較

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結論

iPhone 15以降なら、USB-Cの外付けSSDやUSBメモリを直接つないで、写真を移せます。

選ぶ時は「自分のiPhoneの端子」「速さ」「容量」の3つを先に決めます。

自動で残したい人はiCloud、買い切りで手元に残したい人は外付け、が目安です。

写真が増えて、iPhoneの容量がいっぱい。そんな時、外付けSSDに写真を移すと本体の空きを作れます。

ただ、つまずくのはその先です。同じUSB-CのiPhoneでも、機種とケーブルで速さが大きく変わります。Lightningの機種は、そのままでは差せません。iCloudを増やすほうが合う人もいます。

この記事では、自分に合う保存先の決め方と、外付けSSDを選ぶ条件を順にまとめました。容量不足そのものの直し方は、iOS 27の空き容量が足りない時の記事で解説しています。

iOS 27の空き容量が足りない|空けても更新できない時
iOS 27に更新できない時は、まず「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で空き容量を確認します。もし足りなければ、更新の途中でアプリの一時的な削除を選べます。ただ、つまずくのはその先です。まず、何GB空ければいいのか、Appleは…

まず結論:あなたに合う保存先はどれ?

写真の保存先、iCloudと外付けSSDの違い。iCloudは自動で保存され月額、外付けSSDは自分で移して手元に残る買い切り

まず、保存先は大きく4つあります。向く人と、手間の違いを表にしました。

保存先費用の形手間向く人
iCloud(容量を増やす)月額自動で保存される手間をかけたくない人、複数の機器で写真を見る人
外付けSSD買い切り自分で移す写真や動画が多い人、手元に残したい人
USBメモリ(iPhone向け)買い切り自分で移す容量は少なめでよく、小さく持ち歩きたい人
パソコンパソコンがあれば追加なしパソコンにつないで移すパソコンを日常的に使う人

つまり、迷ったら、「自動で残したいか」「月額を払い続けたくないか」で決めると分かりやすいです。

iCloudの料金と比べる

iCloudの容量を増やすプラン(iCloud+)は月額です。Appleが公開している日本の料金は、次のとおりです(2026年9月29日公開の情報)。

プラン月額(税込)1年あたり
50GB180円2,160円
200GB540円6,480円
2TB1,800円21,600円

一方、外付けSSDは買い切りです。欲しい容量の製品価格と、iCloudの1年分の料金を比べると、何年で元が取れるかの目安になります。価格は変わるので、購入前に商品ページで確認してください。

ただし、外付けは自動では保存されません。移すのを忘れると、新しい写真は残りません。

iCloud+のプランと料金 – Apple サポート (日本)
iCloudは、情報を安全に保管し、自動的にバックアップします。どこからでも利用でき、5GB分のストレージが無料です。iCloud+にアップグレードすれば、ストレージ容量が増え、利用者とそのデータを守る高度なプライバシー機能も利用できるよう…

自分のiPhoneに差せるか確認する

最初に、iPhoneの端子を確認します。機種名は「設定」→「一般」→「情報」で見られます。

機種端子外付けSSDの使い方
iPhone 15以降(16、17、Air、18 Proなど)USB-C直接つなげる
iPhone 14以前、iPhone SE(第2・第3世代)Lightning変換アダプタか、Lightning対応の製品が要る

なお、Lightningの機種向けには、Appleが「Lightning – USB 3カメラアダプタ」を販売しています。Lightning端子とUSB端子の両方を持つUSBメモリもあります。

同じUSB-Cでも速さが違う

ここが買ったあとに困りやすい点です。Appleは、USB 3の速さで使える機種として、iPhone 15 Pro、16 Pro、17 Pro、18 Proの各モデルを案内しています。

ただし、条件があります。

  • 10Gbit/秒に対応したUSB 3のケーブル(別売り)を使うこと
  • iPhoneに付属のUSB-Cケーブルでは、ProモデルでもUSB 2の速さになる

一方で、Pro以外の機種(無印のiPhone 15・16・17、iPhone Airなど)の速さは、Appleの案内には書かれていません。報道ではUSB 2相当とされています。

Pro以外の機種なら、高価な高速SSDを選んでも、速さを活かしきれない可能性があります。そのため、容量と使いやすさを優先して選ぶのが現実的です。

USB-Cの機器をつないでいる間に、Wi-Fiやモバイル通信が遅くなることがあります。Appleは、その場合はアクセサリを外すと改善する可能性がある、と案内しています。

外付けSSDを選ぶ5つの条件

1. 端子:iPhoneに直接差せるか

まず、USB-Cの機種なら、USB-C端子の製品を選びます。ケーブルでつなぐ据え置き型と、iPhoneに直接差す小型のスティック型があります。持ち歩くならスティック型、パソコンでも使うならケーブル型が便利です。なお、iPhoneのケースによっては、端子のまわりが当たって差せない場合があります。

2. 容量:写真の量から決める

次に、今のiPhoneで、写真とビデオがどれだけ容量を使っているかを先に見ます。「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で、アプリごとの使用量が分かります。

目安は、今の写真の量の2倍以上です。これから増える分と、機種変更のたびに移す分を見込みます。

3. 速さ:機種とケーブルに合わせる

前の章のとおり、高速で使えるのはProモデルと対応ケーブルの組み合わせです。それ以外の機種なら、速さは表示どおりには出ません。

4. 形式:iPhoneで読める形式か

また、外付けSSDには、保存の形式(フォーマット)があります。パソコンでも使う予定があるなら、iPhoneとパソコンの両方で読める形式かを、商品ページで確認しておきます。iOS 18以降は、「ファイル」アプリから外付けドライブを初期化(フォーマット)できると報じられています。

フォーマットすると、外付けドライブの中身はすべて消えます。中身が入っているドライブでは行わないでください。

5. 大きさと電源

さらに、iPhoneにつなぐなら、SSDやUSBメモリのような小型の製品が扱いやすいです。製品によっては、別に電源が必要なものもあります。iPhoneだけで使えるかを、商品ページの対応機種の欄で確認してください。

写真を外付けSSDに移す流れ

まず、外付けドライブは、iPhoneの「ファイル」アプリで扱います。大まかな流れは次のとおりです。

  1. 外付けSSDをiPhoneにつなぐ
  2. 「写真」アプリで、移したい写真を選ぶ
  3. 共有ボタンから、ファイルとして保存する項目を選ぶ
  4. 保存先に外付けドライブを選ぶ

ただし、メニューの名前は、iOSのバージョンで変わることがあります。手順の詳細はAppleの「iPhoneユーザガイド」で確認してください。

本体から消す前に確認すること

そして、外付けに移したら、本体の写真を消して空きを作れます。ただ、消す前に必ず確認します。

  1. 外付けドライブの中で、移した写真が開けるか
  2. 写真の枚数が合っているか
  3. 大事な写真は、外付けとiCloud(またはパソコン)の2か所に残す

外付けドライブが壊れたり、なくしたりすると、そこにしかない写真は戻りません。そのため、1か所だけに頼らないのが安全です。

また、iCloud写真をオンにしている場合、iPhoneで写真を消すと、iCloud写真を使っているすべてのデバイスから消えます。消した写真は「最近削除した項目」に30日間残り、その間なら戻せます。

条件別の外付けSSDの候補

最後に、選ぶ条件に合う製品の例です。商品ページに、iPhoneで使えることや端子の種類が書かれているものから選びました。対応機種や現行モデルは変わるので、購入前に商品ページで確認してください。

条件製品の例ポイント
USB-Cの機種で、写真や動画を大量に移すSamsung T7 1TB(外付けSSD)USB-C to Cケーブル付属。商品ページにiPhone 15/16シリーズ動作確認済みと記載
USB-Cの機種に直接差して持ち歩くバッファロー スティック型SSD 1TB(SSD-SDH1.0U3BA)Type-CとType-Aの両方の端子。Lightningの機種では使えない
容量は少なめでよく、小さく持ち歩くSanDisk Ultra Dual Drive Luxe 128GBUSBメモリ。Type-CとType-Aの両方の端子
Lightningの機種で使う(USBメモリ)SanDisk iXpand Flash Drive Go 128GBLightningとUSB-Aの端子。専用アプリが必要
Lightningの機種で、手持ちのUSB機器をつなぐApple Lightning – USB 3カメラアダプタApple純正の変換アダプタ
Proモデルで速さを活かすUGREEN USB-Cケーブル 10Gbps 1mUSB 3.2 Gen2(10Gbps)対応のUSB-C to Cケーブル

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Samsung T7 1TB(外付けSSD)

USB-Cの機種で、写真や動画を大量に移す

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バッファロー スティック型SSD 1TB(SSD-SDH1.0U3BA)

USB-Cの機種に直接差して持ち歩く

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SanDisk Ultra Dual Drive Luxe 128GB

容量は少なめでよく、小さく持ち歩く

Amazonで見る楽天市場で見る

SanDisk iXpand Flash Drive Go 128GB

Lightningの機種で使う(専用アプリが必要)

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Apple Lightning – USB 3カメラアダプタ

Lightningの機種で、手持ちのUSB機器をつなぐ

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UGREEN USB-Cケーブル 10Gbps 1m

Proモデルで速さを活かす

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Lightningの機種で使う時の注意

SanDisk iXpand Flash Drive Goは、iPhoneで使うには専用アプリ「SanDisk Memory Zone」が必要だと、商品ページで案内されています。買う前に、使い方の説明を確認してください。

よくある質問

LightningのiPhoneでも外付けSSDは使えますか?

アダプタを使えば、つなげます。Lightning端子を持つUSBメモリを選ぶ方法もあります。ただし、USB-Cの機種のような高速の転送は期待しないでください。

iCloudと外付けSSDは両方使ってもいいですか?

はい、両方使うのがおすすめです。iCloudで自動で残し、外付けにも定期的に移しておくと、どちらかに問題が起きても写真が残ります。

外付けSSDに移した写真は、写真アプリで見られますか?

外付けドライブに保存した写真は、「ファイル」アプリから開いて見られます。見る時は、外付けドライブをiPhoneにつないでおく必要があります。

まとめ

  • iPhone 15以降はUSB-Cで、外付けSSDを直接つなげる
  • 高速で使えるのはProモデルと、10Gbit/秒対応ケーブルの組み合わせ。付属ケーブルではUSB 2の速さ
  • 自動で残したいならiCloud、買い切りで手元に残すなら外付け。両方使うと安全
  • 本体から消す前に、開けるか・枚数が合うかを確認する

なお、容量不足の直し方や、機種変更でのデータ移行は、次の記事で解説しています。

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